CT125、というかパーツとしてクランクシャフトサポーターってのがある。
ざっくり言えば、高負荷になった時にクランクの振れが大きくなるとかそういうケースが出てきてもクランクシャフトの支える箇所を増やしてやって振れを軽減させまっせ!
というパーツの認識です。
このパーツについてちょいと色んな話がある。
先に言うと、私もクランクシャフトサポーターは使ってる。
理由は付ける当時に、ボアアップとかはしないけど最初から付けてやればクランク長持ちするんじゃねーか?というザックリな何の根拠もない所から。
ほんでもってです。
このパーツをつけるにあたって色んな話というのが、そもそものクランクの振れ(俗に言われる、芯出しという奴です)を取らなければ何の意味もない、返って悪化させるのでは無いか?だったらこのパーツは良くないのではないか?という話です。
ほんでまたそもそもの支えてやるクランクシャフトの事で少し調べると1/100だった振れを1/1000とかに人間が調整してやるべきだとか何たらかんたら言うとる記事があるわけです。
いやそれ本当に振れ取り出来んの?(出来てんの?)という疑問が湧きませんか?
これは所詮確認しているのが人間なのと、人間が作る機械での精度検証故に全ての位置で振れの調整が本当にできているのか?が怪しい話な訳です。
疑い尽くすとキリがないのも事実です。
しかし、クランク周りにはその他色んなパーツが付くことから単体の精度のみをどうこういうのがおかしく、付けていく部品にしても本当に目的箇所に対して均一に重量が掛かっているのか?おかしくないのか?という事にもなる。
そしてややこしそうな界隈ではそういう事をしないとクランクシャフトサポーターは意味を成さない!付けるだけ無駄なんだよ!という人もいるかと思います。
さて、ここまででお気づきの方はいると思います。
そう、そもそも「完璧に」は振れは取れない。
1/1000まで精度を上げないと!じゃないんすよ、その1/1000振れ幅ありますやん?
結局、何処かしらが振れてますやん!と。
もちろん、振れ幅の精度を上げることによって、クランクシャフトサポーターの効果も上がる期待もあるでしょう。
しかし、じゃあ今度はクランクシャフトサポーターの精度を保障出来ますか?そのサポーター本当に貴方の車体の状態に対してサポート出来るように、支持する対象に対して水平ですか?とか疑念がうまれる事にもなる。
結局ですよ、完璧がない話なんです。
絶対がない話なんですよね。
なんで部品として付けた結果、長く乗れたならそれはクランクシャフトサポーターが有ったからなのかな?というくらいに考えるパーツとして考えるのが一番疲れないな!という話でした!